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saharaの日常のかきつづりです。
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ほこほこな春の展示。

今日まで開催中の、盛久ギャラリーさんの2つの展示へ行って来た。

 

まずは1階ギャラリーの、「島見美由紀 陶芸展」へ。

 

島見さんの作品は、誠実で整ってる感じ、なんだけど、ふっと風の通る様な柔らかなフォルムもあって、凄く自然な感じがする器達だ。

やや抽象化された蝶のモチーフの器達や、色選びが艶やかな食器類を中心に、バラエティのある作品が飾られている。

色味があるのでちょっと派手かな、と最初は思うのだけれど、使ってみると生活の場にすっと馴染んでいく、潔さのある感じもたまらない。

 

今回はパステルカラーの優しい、まん丸の小皿を連れ帰って来た。

 

揚げ物を乗せよう。と思ってたけど、他もマグと合わせてソーサー代わりにだとか、ケーキを乗せても良さそう。

野菜炒めとか色味のある食べ物でもまとまってくれそうなので、使いやすい器だと思う。

日常に楽しさが加わるので、普段は大人しめの器好みの方にもおすすめ。
 

そして、お隣の応接サロンで開催中の、「さいとうゆきこ作品展 やまをいだく」へ。

 

新作を含め、自然の風景や登場人物が可愛らしい、童話の世界の一端の様な作品達。

前回は厚塗り、と言うか、ちょっとトーンを抑えた作品が多い様に感じたけれど、

今回は春らしく、うきうきする爽やかな色合いのものが多い様に感じた。

特に猫の絵がとても可愛い。

併せて展示されていた、妹さん作のさりげなくキラキラしたアクセサリーも花を添えていて、尚の事春っぽい感じになっていた。

ちなみにゆきこさんのグッズは、近くの「ひめくり」さんなどでも常設でゲット出来るので、気になる方はぜひ。

 

お二方とも、ふんわりした安心する雰囲気の方なので、相乗効果で暖かな雰囲気の展示になっていたと思う。

こっちもほこほこする展示だった。次回の作品展も、とても楽しみだ。

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| 展示レポート | 08:24 | - | - | pookmark |
動物と、猫と、東京。(その2。)

出掛けたのが2月22日の猫の日付近とあって、、あちこちで猫の展示が開催されていた。

その中からここは!と思っていた2つの作品展へ。

 

まずは、住宅街の最中にある、「shop&gallery cafe 星星峡」さんへ。

 

こちらでは、ななとはち写真展『黒猫と暮らす』を開催中。

 

黒猫シンクロ兄弟の沢山の写真に加え、黒猫の雑貨コレクションと共に、

僭越ながら、ななくん・はちくんをモデルに描いた絵を展示して頂いたのだった。

 

限定グッズも充実していて、猫好きさんにはたまらない空間に仕上がっていた。

カフェながらご飯メニューも充実していて、期間限定の猫メニューもあるので、たっぷりにゃんこ写真を眺めたい方はぜひ。

お邪魔させて頂き、どうもありがとうございました!

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ななとはち写真展『黒猫と暮らす』
2019.2.7(木)〜2019.3.5(火)
日・月・火・木 11:30〜21:00
金・土 11:30〜23:00

場所/shop&gallery cafe 星星峡 (東京都府中市若松町1-26-6 tel 042-334-8208)
*水曜休・不定休あり。ご確認はhttp://seiseikyo.comにて。
*カフェスペースでの展示の為、1オーダーをお願いします。
ーーーーーーーーーー

 

それと、伊勢丹新宿店で開催していた、「朧月夜の白河猫船 竹脇 麻衣 作品展」へ。

緩めでキュートな猫達を中心に、ユーモラスなキャラクター達がカラフルな色調で描かれている。

都道府県それぞれの絵があり、

日本全国を猫達が巡って、お土産話を持ち寄る、というのが全体のストーリーの様だ。

竹脇さんは絵本も出されていて、これがまたじーんとするいい絵本なんだけど、

今回の絵は明るくて、カラッとした華やかさでほっとする様な作品が多くて楽しかった。

 

ーーーーーーーーーー
朧月夜の白河猫船 竹脇 麻衣 作品展
2019.2. 13(水)〜2019.2.26(火)
10:30〜20:00
場所/伊勢丹新宿店本館5階=パーソナルルーム/アート&フレーム (tel 03-3352-1111)
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| 展示レポート | 20:22 | - | - | pookmark |
「沢村澄子展 銀河鉄道の夜」へ。

もりおか啄木・賢治青春館で3月24日まで開催中の、「沢村澄子展 銀河鉄道の夜」を見に行ってきた。

 

書家、と言うのが正しいのだけれど、沢村さんの作品は額に入った様なお決まりの形を取っておらず、

あらゆる平面、そしてそれが成す立体にすらどんどんと溢れ出している様な姿をしている。

まるで呼吸するのと同じ様に文字を扱っている様な自由さで、拓けた世界に出て行く様な作品達だと思う。

 

その様はまるで、雪崩の様に押し出された文字が、展示室中を埋め尽くし、侵食して行く様だ。

空間全体に、文字そのものが持つ力というか、得体の知れないプレッシャーをひしひしと感じる空間が広がっていた。

また、この作品展には、他の現代美術作家さんが、同じく宮沢賢治さんの作品から発想を得た作品も加えられ、文体の中に入り込んだような、少し不思議な雰囲気を味わう事が出来る。

 

僕の想う「銀河鉄道の夜」とは全く違う世界だけれど、その見え方の違いに浸かりに行くのは面白いと思う。

気になる方はぜひ。

| 展示レポート | 21:03 | - | - | pookmark |
たまご、たまご、たまごの展示。

たまごと言ったら、この方。

 

という事で、カフェ DOMAさんで開催中の、

加村なつえさんの個展「Ovo de Revo」を見に行って来た。

 

加村さんは、たまごの殻そのものを使っての作品を作っている方。

滲む様なグラデーションの色彩の美しさや、モチーフの選び方にファンタジックさを想わせるのだけれど、

たまごの殻、ガラス等の繊細な素材に加え、鉄線や鈴等の強固な金属素材も組み合わせてあり、
弱さだけで無く、強さも感じられる2面性も面白い。
 

たまごへの愛情もとても深くて、

生活と制作のライフワークがガッチリ絡み合っているというか、矛盾が無いのが作品にすっくと現れている気がする。

改めて愛するものを作品として形作っていく事の凄さも感じさせる作品達だ。

 

今回は、新作旧作、リアレンジに写真の作品も加わり、以前の展示を見ている方には間違い探しの様でもあったりして、なかなか変化に富んだ面白さのある展示だった。

会期期間も長いし、カフェ営業時間中にはお茶なども出来るので、のんびりするのもおすすめ。

ご興味ある方は、ぜひ。

 

ーーーーーーーーーー
加村 なつえ 個展「Ovo de Revo」
2018.12.2(日)〜2018.12.24(月)

9:00〜19:00(最終入館18:30)
場所/もりおか町家物語館 カフェ DOMA (盛岡市鉈屋町10-8 tel 019-654-2911)

*カフェ営業時間 11:00〜16:00 (火・水 休)

(カフェ営業時間外でも鑑賞可。)

*最終日は〜16:00まで
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| 展示レポート | 08:21 | - | - | pookmark |
艶やかな展示と、憧れの地と。

素敵な展示のお誘いが続いていたので、雪が散らつく初冬の展示巡りへ。

 

まずは、12月1日(土)まで、第一画廊で開催中だった、「長谷川 誠展 ー道しるべー」へ。

 

スタイラス、という、ジェッソを塗った表面を自作のニードル等で引っ掻いて描写する、という独自の画法で描かれた作品が、ぼんやりと並ぶ。

何処までも白い画面に、鉛色のたどたどしい線が無数に描かれ、

軌跡の様な、日々のささやかな呟きの様な繊細さで、ずんずんと続き、世界を描いていく。

まるで夢の中の様でもあり、

お日様を見続けて、眩んだ目で地上を眺めた時の様な、やや現実感とかけ離れた、けれど確かにそこにある情景を思い浮かばせる様で、

そこに僕は、日常の別な一面を見た気がして、ハッと目を醒ますのだ。

 

僕は長谷川先生の過去の展示、

岩手県立美術館での、暗闇で杉の佇むインスタレーションの空間に、住みたいと思う程心惹かれた人間なので、

今回も白と黒の表現、というよりは、光と陰の共生する関係を、何処までも真摯に突き詰めている様に感じる。

現実と非現実の曖昧な境を、心地良く散歩して行く様な、静かで濃密な、美しい展示だった。

 

そして、本日12月2日(土)まで盛久ギャラリー(さろん)で開催だった、「木羊日展 From now to now and to now」へ。

毎年恒例となっているこの時期の展示。

今回のテーマは「地層」。

 

ふかふかと暖かな羊毛の作品と、何処か落ち着いた穏やかな絵画の作品達に囲まれた、

ほこっと安心する、灯し火の様な展示。

絵を描いたり、ものを創ったり、という行為そのものが、思えば時間の層の様なもので、

そうやって生まれてきた作品達は、化石や地層と同意だとも言える。

そうして結晶化した作品が、一同に揃い多くの人の目に触れる様は、まるで発掘現場にいる様なわくわくした感情で一杯だった。

 

そして、ここで、僕は大変衝撃的な品物と出逢う事になる。

それは…!

!!!!!

な、な、南極の石ー!!

 

今は、全然採って来ちゃ行けないという、石マニアには堪らない素敵アイテム!!

聞けば、親戚の方が(※まだ規制が厳しくなかった時に。今持って帰れるのは写真だけ!)南極観測夏隊員で南極に行った際、お土産に頂いたものらしい。

何て事だ。こんな近くに、憧れのサンクチュアリ、南極に行ってる方が居るなんて!

こんな機会は、南極に行かないともう有り得ないので、お言葉に甘えて触りまくって来た。

流石、地球で最も鉱物学的に研究余地のあるロマンある場所。

火山岩の結晶が、ケイ素分がかなり良く結晶してて、そして良く圧力の掛かった良い石だった。

南極は手付かずな場所が多いので、鉱石も隕石も多いんだよなぁ。行きたい。そして探したい。持って帰って来れなくとも!心ゆくまで石を探して彷徨いたい。

脱線しまくった挙句、南極に行く際にはその方の防寒コートをお借り出来る事になったので、これでもう1つ準備が整ってしまった。

 

そんな私情はさておいて。

今回も、心時めくポストカードと、

白鳥の停車場さんで、一度、首を長ーくしてこっちを見ているのが気になったものの、また。と思っているうちに、いつの間にか養子に行ってしまったのかあ、と思っていた、青い羊さんとここで再会。

2度目となったら、もう家に来なされ。という事でここぞとばかりに運命的に連れ帰って来た。

お陰で、パソコン机の前も賑わいが。

とても長々と、そしてウキウキを、どうもありがとうございました!

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| 展示レポート | 18:57 | - | - | pookmark |
晩秋の展示巡り。

芸術の秋らしく、色々展示を見に行って来た。

 

まずは、盛久ギャラリーさんの2つの展示。

「Tempera Painting Group Exhibits vol.1」は、テンペラ画の教室の作品展。

一見すると、油絵の様にも思えるのだが、てらりとした独特の質感が面白く感じられる。

部分的に金箔が使われているのも特徴の1つだと思うのだけれど、それが派手過ぎず画面に馴染んでいるのも、テンペラ画の特徴らしい。

その上、絵の具も自分で作る、というのが興味深い。

それぞれが自分の心惹かれるモチーフを丁寧に筆に落としていて、ほんわりした暖かな展示だった。

 

そしてお隣の部屋の、「SILVER PORTRAIT」へ。

こちらは昨年同様、彫金を主とした3人の作品展。

同じ素材を使っていても、個々の好みというか、ちゃんとその人の作品に変わっていくのが金属の面白い所だと思う。

指輪やブローチの様な、身につけられる作品が中心なのも嬉しい所。

小さな作品達ながら、細かい所まで作り込んであって、見応えがあった。

 

その後はすぐ近く、建物も旧くて素敵な「岩手県公会堂」へ。

お目当は、「岩手県公会堂文化祭2018」中の、「第3回 フェルトくみあいびえんなーれ」だ。

『岩手の羊毛好きがあつまりました』のご案内の通り、もこもこの、ふっかふっかな作品が沢山並んでいる。

(そして作家さんの中には、羊を飼ってる方達も居る…!!)

 

ここで、お世話になっている木羊日さんから、

見た目もこもこの可愛い作品やら、

 

うっかり目が合ってしまって気になってしまった、

ひつじがりやさんのひつじの顔マスコット?やら、

 

「FELT EGG」さんのキュートなクリーナーやらを入手。

他の方の作品も、もこもこしていてほわほわ暖かくて、寒さが近付くこの季節にほっとする展示だった。

 

ちなみに、

木羊日さんは、11月30日〜12月2日に盛久ギャラリーで「木羊日展」、

ひつじがりやさんは、11月9日〜11月11日に、東京世田谷のUsagi-yaさんの「ひつじ百貨店」を開催するそう。

もこもこ好きはこちらも要チェックだ。

 

後は最後の最後、最終日の「岩手芸術祭美術展」へ。

最終・第4期は「洋画・彫刻」部門の展示だ。

ごくごく個人的には、みんなこんな大きいものを、良く集中力切らさずに取り組めるなー、の一言に尽きてしまうのだが、

その分、一人一人のパワーみたいなものが溢れ出ている作品が多かった様な気がする。

知ってる方が出展してるー、等と思って眺めていると、

同じく見てる方が、全部門出品されてるDJ RIPさんへのざわざわした噂話をしていた。

また、この後は岩手県内各地で巡回展が行われるので、見逃した方はそちらもぜひ。

| 展示レポート | 21:24 | - | - | pookmark |
「島見美由紀 作陶展」と、寄り道。

ちょっと遠出したい気分も相まって、

仙台の晩翠画廊で10月28日まで開催中だった、「島見美由紀 作陶展」へ行って来た。

 

DMに、「色についての新たな表現を試みており」とある通り、渋いものもビビットなものも含め、色使いのハッキリした作品が並ぶ。

絵柄もキリッとした、面を大きく使っているものが多いのだけれど、

そこにしつこさや押し付けがましさを感じず、個々の強さも感じさせつつ空間に馴染んでいる様は、

ご本人も作品の有り様も、自然体だから、な様な気がする。

自然に生活の中に溶け込んでくる、小さな絵画の様な作品達だ。

 

色々愛らしい作品がある中から、FBで気になっていた、新作の蝶々モチーフのマグを連れ帰って来た。

これは試飲用の試作、との事で、棚に並んでいた子達より幾分小振りなのだが、持った感じの馴染み感が心地良かったのだ。

そして、以前頼んで、紅茶をバリバリ注いでいるポットちゃんとも、いい感じにサイズが合っている。

白赤反転の方も可愛かったし、そっちも一緒に連れ帰ってくれば良かったかなー、とも思ったり。

これからの展開もとても楽しみ。

刺激的な時間と美しい作品を、どうもありがとうございました!

 

その後、島見さんの作品を含め、作家ものの作品を多く扱うアルブルさんへ。

ここで、宇宙を欠いて留めた様な、ガラスの吊るすオブジェ?と、春の緑を思わせる一輪挿しを見つけてしまう。

大内学さんという作家さんの新作だそう。

他の作品も、揺らぐ様な色調と通る光が煌めく様が美しかったので、こちらもおすすめ。

 

ちなみにアルブルさんでは、11月21日〜26日まで、こちらもお世話になっている「遠藤寿哉 陶展」が開催されるそう。

気になる方は、ぜひ。

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| 展示レポート | 22:22 | - | - | pookmark |
ちまちま展示巡り。

白鳥の鳴き声が聞こえて冬の気配を感じる中、2カ所の展示へ足を運んで来た。

 

まずは、会期を延長し、旧石井県令邸さんで21日まで開催していた「高橋正明・飯塚真紀作品展」へ。

高橋正明さん、ことクラムボンのマスターと、画家の飯塚真紀さんの二人展だ。

 

この展示のそもそものきっかけは、クラムボンの年末の風物詩、「ねこ展」に出展しているマスターの作品をまとめた本、「心象風景 ねこ町のクラムボン」の発売を記念してのもの。

 

マスターの作品は、自由でのびのびとして何処か懐かしく、クラムボンのお店の雰囲気そのままで、

空や山や雲や、コーヒーを焙煎する煙なんかにも猫達が隠れていて、とても賑やかだ。

 

そして、絵のモデルにもなっている猫のまめ太くんは、僕がクラムボンさんで展示していた時に店内に迷い込んで来た猫だったので、そういう意味でも知っているにゃんこの絵だったりもする。


余談だけど、僕は幼い頃に、紺屋町に移る前のクラムボンさんにはよく連れて行って貰っていて、
その頃のお店には、ガラス張りの向こうに小さな庭と池があり、錦鯉が泳いでいた事、
入り口のレジの隣に、手作りクッキーが並んでいた事を朧げな記憶として憶えている。
そして、その頃の曖昧な記憶でいうなら、その頃の看板が、屋根裏にあったやつの方だと思うのだ。
余りに曖昧な記憶過ぎて、そして過去の事をマスターに蒸し返すのも何となく気が引ける様な気がして、聞いてないけど、妙に懐かしい感じがした。

 

加えて、この展示の立役者であり、本の編集者でもある飯塚真紀さんの作品。

旧い建物をモチーフにしている事が多いので、県令邸さんの空気感ともとても合っていて、まるでいつも此処に在るかの様な自然さで溶け込んでいた。

とても暖かで、心地の良い展示だった。

 

そして、10月27日(土)まで開催中の、「ナナイロ展 vol.2」へ。

場所は八幡町の八藝館さん。

 

今回は人数も作品数も増えて、より作品のジャンルにバラエティが加わった感じで楽しい。
個性的な作品が多く、前回の「ナナイロ展」よりも、ずっと刺激的で挑戦的な感じがして面白かった。

初日に伺った所、絶賛途中搬入中だったりもしていたので、おそらくもっと作品数が増えている筈。

遅めの時間まで開催されているので、遅めのおでかけにもおすすめだ。

 

今日・明日はお休み。

水曜からの時間も不規則なので、そこはご注意を。

| 展示レポート | 21:31 | - | - | pookmark |
21挺のストラド様。

この機会を逃したら、もう一生逢えないかも、と思ったので!

齢300年越えの魅惑の美女、ストラド様に逢いに!!

六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーで開催中だった、「ストラディヴァリウス300年目のキセキ展」に行って来たよっ!

 

…少し時間を置いたら冷静になるかと思ったけど、全然そんな事無かったので、その侭の熱量で載せとこうと思う。

 

この展示について、物凄ーくかいつまんで紹介すると、

一挺数億円といわれ、300年以上の経年を経てなお、ヴァイオリンの最高峰と謳われる『ストラディヴァリウス』を、アジア初の規模で、21挺を東京に迎えて展示・デモンストレーションをする。というもの。

 

マスコミの紹介では、バイオリン18挺のほか、ビオラ、チェロ、ギターが各1挺の計21挺で推定210億円!という値段に焦点が当てられがち、なんだけど、

僕としては、その方達の警護、国内外からの(安全な方法での)郵送、そして万が一の為の高額な美術品の保険、等々を考えると、非常に肝が冷える…!よくぞ、こんなハイリスクな展示をありがとう!という気持ちになる。

 

完全に素人目線な感想になるけど、

全部が全部、オリジナルパーツじゃないのも承知の上で、

そして、これだけの年月を超えるという事は、そりゃあ大切に扱われてきたであろうという事実も置いておいて、言うと、

見た感じ、誰もがとても、300年以上経つ「旧い物」という様には思えない。

ただ、よく言われる様に、完璧とも言える美しさはこの時既に完成されていて、

現在、これを越える存在に成り得ない、という事実に、酷く打ちのめされるのだ。


そして、
言うなれば黒のスーツ一択!みたいな、フォルムも材料もほぼフォーマルが決まったヴァイオリンの形状の中で、
いわゆるポケットチーフの様な、遊びやおしゃれ感を出す余地は何処にあるのだろう。という僕の個人的な疑問も、おおよその解答を見つけられたのがとても嬉しかった。

 

糸巻きがやばい格好良い!!(これは多分最近のパーツ。)

 

おしゃれさん糸巻き。

 

おしゃれさん、その3。

 

何気ない?と思いきや、側面にパール象嵌しとる!豪華過ぎ!!

 

みんな、ここを飾るのか…。参考になったなあ。覚えておこう。
 

後、集っている方々も、ドレス姿の明らかに弾く人、プロ・アマ含むヴァイオリン製作者、音大の学生さんらが多くて、

みんなおしゃれで華やかで、社交界に半分、迷い込んだみたいだった。

 

混み混みながら写真撮影OKの展示だったので、雰囲気その他は写真にお任せ。

アンドレア・アマティ 1566年製。

王家の紋章?みたいな感じ。結構薄塗り。

 

実際にプロの製作者さんが作っているのを見られる工房再現。

(しかし混んでいて近くに行くのも一苦労。)

 

ストラディヴァリ直筆の絵柄。

 

象嵌と文様が美しい『ロード』嬢。 1722年製。

 

さっきの直筆の絵柄は、ここに。

 

結構薄ーく描いてあるんだよね。

| 展示レポート | 22:26 | - | - | pookmark |
秋始めの展示巡り。

自分の展示のDMを配る傍ら、気になっていた展示を見に巡ってきた。

 

まずは昨日から開催中の、「旧石井県令邸 art leaves 2018」へ。

 

ちょこちょこメンバーを変えながら、2003年より毎年開催されているグループ展だ。

 

久々の県令邸は、夏の名残で、蔦でもじゃもじゃだった。

 

おおよそ共通点が見出せないメンバーが、それぞれの素材とそれぞれの表現を遂行しているのに、

それが不思議と、建物と相まって、静謐な空気を作っている。

今回は全体的に大作が多く、圧倒的な存在感で降ってくる様な印象の作品が多かった。

 

それと、建物全部(お気に入りのあの屋根裏まで!)を隅々まで見て歩けるいい機会なので、そこもおすすめしておこうと思う。

次の3連休、9月24日(月・祝)・11:00〜18:00(最終日〜17:00)まで。

 

そして、9月27日まで開催中の、「遊ぶ光 うたう色 機廚悄

場所は、アートスペース・ムーニさん。

 

絵画を中心に、現代美術の作品が並んでいる。

作品の一部には、「この作品の〜(部材・技法)は、〜さんから頂きました」という様な書き込みがあって、

それぞれの作家さんの横のつながりや、創意工夫が興味深い。

いろんな表現が凝っていて、面白い展示だ。

少し渋みのある、哲学的な作品が多い印象だったので、興味がある方はぜひ。

 

それと、来月のムーニさんでは、「秋の版画展」も開催される。

今月は、先月の個展「まてまてトランプ」をさせて頂いた「かふぇ がれりあ おはす」さんで行なわれている版画の巡回展だ。

この作品展もとても見ごたえのある作品が沢山出展されているので、

沿岸の方はおはすさんへ、内陸の方はムーニさんで、ぜひ拝見して頂けたらと願う。

 

秋の芸術鑑賞、お好みでどうぞ。

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| 展示レポート | 17:12 | - | - | pookmark | 昨年の記事