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ときどき絵も描いてくかも。
「沢村澄子展 銀河鉄道の夜」へ。

もりおか啄木・賢治青春館で3月24日まで開催中の、「沢村澄子展 銀河鉄道の夜」を見に行ってきた。

 

書家、と言うのが正しいのだけれど、沢村さんの作品は額に入った様なお決まりの形を取っておらず、

あらゆる平面、そしてそれが成す立体にすらどんどんと溢れ出している様な姿をしている。

まるで呼吸するのと同じ様に文字を扱っている様な自由さで、拓けた世界に出て行く様な作品達だと思う。

 

その様はまるで、雪崩の様に押し出された文字が、展示室中を埋め尽くし、侵食して行く様だ。

空間全体に、文字そのものが持つ力というか、得体の知れないプレッシャーをひしひしと感じる空間が広がっていた。

また、この作品展には、他の現代美術作家さんが、同じく宮沢賢治さんの作品から発想を得た作品も加えられ、文体の中に入り込んだような、少し不思議な雰囲気を味わう事が出来る。

 

僕の想う「銀河鉄道の夜」とは全く違う世界だけれど、その見え方の違いに浸かりに行くのは面白いと思う。

気になる方はぜひ。

| 展示レポート | 21:03 | - | - | pookmark |
『冬のゴーシュ』

*『冬のゴーシュ』

Ghosh on a day with winter

(3 etudes)

watercolor/colored pencils

Illustration by SAHARA Kyoya

 

1.watercolor ver. (original)

いつもの。

明るめの配色、そして最上の塩梅で可愛い感じも出せる、僕にとって最もスタンダードなタイプ。

 

2.watercolor ver. (universal)

縁なしver.

繊細さと普遍性が出せる一方で、隣接面が乾かないと続けて塗れないというのがネック。

まあ、舞台がフランスなら、これ位の墜とし具合の方が合う、のかな。

後、見た目が一番、「プロ」っぽい。

 

3.colored pencils ver.

色鉛筆ver.

僕は全体的にキリッとした線が好きなので、画面が固くなりがちなのだけれど、その固さを和らげてくれる感じに仕上がる。

思うより「可愛い感じ」に仕上がるのと、乾いた感じがあるので、使い所次第。

 

どれが一番、フランスっぽく仕上がるかなぁ。

| おえかき | 20:31 | - | - | pookmark |
明けない夜と、眠らない夜。

ようやく、「2番目の弦が期待に遅れる」の意味が、体感として分かる様になってきたので。

 

 

年配の男性、と取る向きも有るけれど、

僕はゴーシュを、小生意気な年頃の青年だと思っている。

音楽の平坦さは、年齢による経験の浅さ、な気がするし、

夜中にごうごう弾いていて、という夜更かし具合が、青さを感じさせるからだ。

 

 

それと、これは個人的な実感としてだが、楽器を弾くのは、凄く体力と気力を使う。

夜通し、恐らくそれなりの難度の曲を弾き続けている合間に、動物達にちゃちゃを入れられたとして、

正直、怒っている気力なんて無いだろう。

動物達のやり取りにいちいち癇癪を起こす、という元気の有り余っている加減というか、エネルギーを持て余した振る舞いが、尚の事、青さを感じさせるのだ。

 

 

そういう目で見て行くと、

猫の舌でマッチを擦る野蛮さも、カッコウを逃すのに窓を割ってしまう短絡さも、

全て、若気の至りで済ませてしまえそうな気がする。

 

 

まあ、僕は、全てを想像で描けるタイプでは無いので、まだまだ実感が必要だし、

舞台もフランスらしい、という所まではおおよそ突き詰めたけれど、

確信を得るには、現場に行ってみないときっと納得出来ないので、もうしばらくは掛かりそうなもの、だけど。

誰か、チェロ触ったり試し弾きさせたりしてくれないかなあ。

 

| おえかき | 23:24 | - | - | pookmark |
猫つながり、の、展示。と、追悼の雑記。

後半はちょっと湿っぽい話になってしまい、(僕が)耐えられそうに無いので、猫つながりの展示から。

 

新年1番目の展示は、岩手県立美術館で2月17日まで開催中の、「ますむらひろし展 ーアタゴオルと北斎と賢治とー」へ。

ますむらひろしさんの本は、頂いた自分のモノの他、実家にほぼ全冊(しかも装丁が代わった物までも)コレクションされていた為、子供の頃から読んでて、ほぼ全ての内容が頭に入ってる状態だったので、かなりどっぷりと世界に浸る事が出来た。

 

カラー原画はカラーインクが多用されていて、インク特有の、蛍光色みたいなチカチカする色彩が眩しかったし、

今回の目玉であろう、北斎の浮世絵をアタゴオル化したシリーズのものは、作者独自の視点やユニークなアイデアなどが加わっていて、ただの模写では無い楽しさがあった。

それに加えて、描かれている内容の考察等の解説も、みっちりキャプション化してあって、それだけで一冊本を読んだ位の濃密さだった。付随して、北斎の絵ももっと見たくなる好奇心に駆られてくる。

じっくり見たい方は、時間に余裕を持って行くのがおすすめだ。

個人的には、長持をカブトムシ化した絵がすっごく可愛くてお気に入りだった。

他の原画も、実際の印刷物より大きめサイズで描かれていて迫力があるので、気になる方はぜひ。

 

それと、昨年末は、クラムボンさんの「素猫展」へ。

(写真は、仲良しの『木羊日』さんお手製のパペット。)


毎年恒例の、「猫の作品なら何でもOK!」という、誰でも自主参加式の楽しい展示。
写真あり、本気の絵画あり、さらっと沢山の猫達の作品が並んでいて、
そして猫らしく気まぐれに、あちこちにこまこまっと島を作って展示されていて、ほっと一息出来る暖かな展示だった。
猫好きには堪らない展示だ。

 

で。

クラムボンさんのマスターの告別式にも、ささやかながら参列させて頂いて来た。

 

クラムボンさんでの展示の時に、芳名帳を置いておくと、

ご自分のお店なのに、いつもご記帳に名前を書いて下さっていて、とてもお茶目なマスターだったなあと想い出します。

展示の時に、こそっとカウンターの中に入れて頂いて、マスターが見て居たのと同じ光景を見せて頂けた事も、凄く嬉しかった。し、

コーヒーのお店でいつも紅茶しか頼まないのに、しっかり丁寧に淹れてくれていた紅茶も、とても美味しかった。

 

参列されて居る沢山の方が、涙を拭っていて、
切なくて、けれど愛おしいお式だったなあと思う。

弔辞での「貴方のコーヒーが飲みたい。」の言葉、みんな思って居たと思うんだ。

本当に感謝の想い出ばかり。心より、どうもありがとうございました!

 

そして、クラムボンさんは1月10日より再開です。

2代目の娘さんのご活躍と共に、紺屋町にまたコーヒーの香りが漂う日常は、まだまだ変わらないという事に安堵しつつ、

マスターも、今度はカウンターの側で、コーヒーを飲みに来てくれる事を願って。

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| 雑記 | 18:20 | - | - | pookmark |
納まって無い仕事納め。

こんな日に、ここを覗いてる方は少ないかと思うけども!

相変わらず押しに押されて、今年はクリスマスカードはおろか、年賀状も出してない無粋っぷりですが、

2018年、今年も本当にお世話になりました!感謝感謝です!!

 

今年は本当に、絵本を出したり、展示やらグループ展やら色々参加させて頂いたり、

何故かコンスタントにご依頼が続いてくれてた事もあって、仕事の幅も内容も、凄く広かったなあ、と思います。

充実してて、勉強させて頂いた1年でした。どうもありがとう。

 

その反面、理想としている「未来の予定を3割入れる」が、今年はほぼ皆無だったので、

来年以降はお知らせの通り、展示・イベントの類は参加せず、個人の制作と取材に没頭しようと思っとります。

 

例えて言うなら、

5教科の総合点を上げる時、80点取れる国語を頑張って90点取れる様になるよりか、

30点取ってる社会を、60点取れる様になる方が、全体としての底は格段に上がる訳で。

同様に、幾ら知り尽くしても、3割にしかならない陸の事を知るよりも、

識らない事ばっかりの7割の海に踏み入る方が、この世界の事も、地球全体の事も、もう少し広く見れるんじゃないかと思って居るので、少し海に出ていようと思います。

人間は陸の生き物だから、どうしても陸の事ばっかり考えがちだけど、

風と波と星の存在が強くて、動き続ける事でしか「変化しない」状態を保てない、常に判断を迫られる環境の中で、

生き物の根源の様な、あのちっぽけな感覚を、もう少し身に染み込ませる新年で在ればと願います。

 

あ、拠点は変わらず盛岡なので、お仕事等は気兼ねせず振って頂いて大丈夫。

居ない時はだいたい船の上か、寝てる時だと思うので。

 

という感じで、今年もどうもどうもありがとうございました!!


来年も変わらず、更に心赴く侭に、行きたい様に生きたい様に活動して行くので、どうぞよろしゅう。
では、よいお年を。

| 雑記 | 14:24 | - | - | pookmark |
Making before and after.

出来上がったから良かった様なものの、

 

 

ギリギリ、というよりアウトだったんじゃないか、と思われるクリスマスのイラストの、一部始終。


 

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| おえかき | 22:22 | - | - | pookmark |
Merry Christmas!

どうぞ、良いクリスマスを。

| おえかき | 23:07 | - | - | pookmark |
注文分を、メリークリスマス。

人様のご注文分の年賀状を仕上げて、自分の分はいつもの如く棚上げし、

 

来年に間に合わせたいご依頼分を、サンタさんの袋に入れて準備中。

 

トナカイさんが大渋滞に巻き込まれません様に。

| グッズ。 | 22:24 | - | - | pookmark |
実は、夏から探してた。

秋田での、思わぬ収穫にほっくほく。

| 雑記 | 07:24 | - | - | pookmark | 昨年の記事
たまご、たまご、たまごの展示。

たまごと言ったら、この方。

 

という事で、カフェ DOMAさんで開催中の、

加村なつえさんの個展「Ovo de Revo」を見に行って来た。

 

加村さんは、たまごの殻そのものを使っての作品を作っている方。

滲む様なグラデーションの色彩の美しさや、モチーフの選び方にファンタジックさを想わせるのだけれど、

たまごの殻、ガラス等の繊細な素材に加え、鉄線や鈴等の強固な金属素材も組み合わせてあり、
弱さだけで無く、強さも感じられる2面性も面白い。
 

たまごへの愛情もとても深くて、

生活と制作のライフワークがガッチリ絡み合っているというか、矛盾が無いのが作品にすっくと現れている気がする。

改めて愛するものを作品として形作っていく事の凄さも感じさせる作品達だ。

 

今回は、新作旧作、リアレンジに写真の作品も加わり、以前の展示を見ている方には間違い探しの様でもあったりして、なかなか変化に富んだ面白さのある展示だった。

会期期間も長いし、カフェ営業時間中にはお茶なども出来るので、のんびりするのもおすすめ。

ご興味ある方は、ぜひ。

 

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加村 なつえ 個展「Ovo de Revo」
2018.12.2(日)〜2018.12.24(月)

9:00〜19:00(最終入館18:30)
場所/もりおか町家物語館 カフェ DOMA (盛岡市鉈屋町10-8 tel 019-654-2911)

*カフェ営業時間 11:00〜16:00 (火・水 休)

(カフェ営業時間外でも鑑賞可。)

*最終日は〜16:00まで
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| 展示レポート | 08:21 | - | - | pookmark |