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saharaの日常のかきつづりです。
ときどき絵も描いてくかも。
展示巡りと、チェロへの傾倒。

ご案内を頂いていた展示を、ちょこっと巡ってきた。

 

まずは、彩画堂さんで本日より開催の、「浅倉 伸 展 滅びない 第六部」へ。

昨年の公募展、「第4回ミニアチュールzero大賞展」という事で、そこから地続きの世界が展開されている。

しかも、あっちこっちで精力的に展示されてるにも関わらず、新作がバンバン飾ってあった。

 

おなじみのメルトツムリちゃん達が、一斉に壁をよじ登っている一角があったり、

壁一面に貼られた、細胞の様な、生き物の様な、有機的な線で埋め尽くされた、布の作品が物凄い存在感を出していて、とても面白かった。

浅倉さんの作品は、一見するとおどろおどろしい感じがするのだけれど、何処までも有機的で、

その感覚が、生き物全ての共通項を描き出している様にも思えて、何となく親近感を覚えてしまう作品達だと思う。

浴びる様に迫ってくる空間が広がっているので、お時間ある方はぜひ。

 

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・浅倉 伸 展 滅びない 第六部


場所 彩画堂S-SPACE(岩手県材木町4-30 tel 019-622-7249)
日時     2019年9月23日(月・祝)〜9月28日(土)
営業時間 10:00〜18:00(最終日 〜17:00)  
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そして、こちらも本日から開催の、旧石井県令邸さんでのグループ展、「CROSSPOINT」へ。

立体が1点ある他は、絵画作品の展示。

 

色々な国の作家さん達が参加しているだけあって、それぞれが無意識に受けている環境からのイメージとかも影響するのか、なんとなく異国の空気を感じる展示になっているのが面白かった。

とはいえ、表現する、という点においては、何も変わらないので、まっさらな気持ちで向き合うと、色々と見えるものがあって楽しいと思う。

個人的には、「CATXALOT」というタイトルの、マッコウクジラの作品がとても好みだった。

デザイン的にも、そして空押しの表現の感じとかも、面白いので実物をぜひ!

 

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・CROSSPOINT

場所 旧石井県令邸(〒020-0875 岩手県盛岡市清水町7-51)
日時     2019年9月23日(月・祝)〜9月29日(日)
営業時間 11:00〜17:00(最終日 〜16:00)

*色々な国の作家から小さな作品を集めた小さな展覧会です。(DMより。)

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で。

今日は初日という事で、チェロとピアノのミニコンサートがあり、それも凄く美しかったのだけれど、

図々しく便乗して、チェロの本田彩香さんのご好意の元、初めて、チェロを弾かせて頂いてきたのだった!

本田彩香さん、チェロをお貸し頂きまして、どうもどうもありがとうございました!!

 

<そして、ここより脱線気味なので、興味の無い方はここで切り上げて下され。>

 

あくまで個人的な感覚として、覚え書き的に残して置くと、

 

両足と胸元の3点で支えてるので、思ったより安定感がある。

そして、音も想像よりごうごうしない、割と優しい感じの響き。

結構高い音も出せるし、メロディっぽいとこもガツガツ弾ける。ので、思っていたよりも、ずっととっつきやすい印象だった。


ヴァイオリンと似てる所もありつつ、違う所(弓の持ち方が違う、音域の指の感覚が広いよ!、そして、音が低い分、弦が太い←押さえるのにパワーがいるけど、太い分音程は取りやすい。)等々の発見もあり、左手は特に、鍵盤の時の指の使い方に、近い感じがした。

ピアノやってる人は、割とすんなり入れそうな気がする。

 

ヴァイオリンと比較するなら、だけど、持ち方が自然、という点と、座ってて楽器も安定する、という点では、ちょっと触った感じでは、初心で初めるなら、チェロの方が弾きやすそう、と思った。

ヴァイオリンは、音の出し方以前に、持ち方とか姿勢に慣れるまで、ちょっと戸惑った身なので。

 

後、重さがある分、弾いてる時は身じろぎしないけど、楽器だけ持つと結構重い。

背負えるけど、大きさもそれなりにある。(ただ、その大きさが愛おしいらしい。)

 

で、触ってみた感じで思うのは、

やっぱり結構、宮沢賢治さんはチェロ弾いてたんだと思う。

あの文章の書き方は、楽器そのものから来ている。という確信を得て来たので、それが一番の収穫だった。

低音ボーボー出せるのは魅力だし、格好良い!というのを、とても実感出来た。

この感覚を忘れない様に、絵と落とし込んで行けます様に。

 

それと、ニスの厚みはヴァイオリンと変わらない位に思えたけど、低音が半端ない分、板の振動は思うより大きく思えたので、アクリルでの彩色は思う以上に音を殺しそうな予感がした。

後々振動に耐え切れず、ヒビ入って剥がれてきたりしそう、かも。

………やっぱりチェロに彩色は、もう少し保留のアイデア案かなあ。

 

ちなみに、本田彩香さんも宮沢賢治さんがお好きだそうで、賢治さん関連の曲を2曲弾いてて下さった!

この感じが在れば、もう少し「セロ弾きのゴーシュ」は詰められそうな気がする。

しかし、どんどん弦楽器一族に、骨抜きにされてく気がするな…。気を付けなくては。

 

どちらも今週末までの展示なので、気になる方はぜひ。

| 展示レポート | 23:25 | - | - | pookmark | 昨年の記事
「いわむらかずお展」と、童話の世界への寄り道。

花巻・東和町の萬鉄五郎記念美術館で開催中の、

「いわむらかずお展」を見に行ってきた。

 

いわむらかずおさんは、大御所の絵本作家さんだし、知っている方も多いと思うけれど、

自然に対しての鋭い観察眼を通して、生き生きした植物や動物の絵を描かれる方。

ご自分のお家もわざわざ森の中に引っ越してしまった様な方なので、どの絵本も自分の日常の延長で描いている感じがひしひしと伝わる世界だ。

 

展示は、14匹のねずみのシリーズを中心に、原画、スケッチ、などの絵の作品の他、

モデルになった沢山の動物の写真、植物の写真もあって、作家さんの視線をそのまま見ている様な構成になっている。

初期の頃の絵本には、色指定の指示が書かれている原稿もあって、とても興味深かった。

 

絵本の展示なので、もちろん室内には本のコーナーがあり、椅子に座って長居出来る様になっている。

いわむらさんは結構長い文章も書かれる方で、特に文字主体の本は、人間と自然との関わりに対する苦言や警告も含まれる内容になっているので、ぜひ大人にこそ目を通して頂きたい所。

身近な視点から、身の回りの自然に対する新たな見方を教えてくれる作品展だと思った。

もちろん、絵本好きの方もおすすめ。

 

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・「いわむらかずお展」


場所 萬鉄五郎記念美術館(花巻市東和町土沢5-135)
日時     2019年7月6日(土)〜9月23日(月・祝)
   8:30〜17:00(入館〜16:30まで)
   *月曜休館(祝日時はその翌日休館)
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それと、遅ればせながら、白鳥の停車場さんへも。

 

お店は3連休とあって、とても賑わっていた。

ゆるりと星の世界を堪能しつつ、先月までお世話になっていた、「ケンタウル祭vol.4」の限定のお品物も撤収してきた。

お買い上げ頂いた皆様、そしてご一緒の作家さん達、停車場の皆様、どうもありがとうございました!!

 

せっかくなので、童話村のファンタジックな野外探索も。

 

 

ようやく暑さも和らいできたので、秋の散策も兼ねて、ぜひ。

| 展示レポート | 21:02 | - | - | pookmark |
「プリン展」終了と、盛夏の展示観覧。

まず始めに。

 

クラムボンさんで8月10日(土)まで開催していた「第18回プリン展」、無事に終了しました。

足を運んで下さった皆様、ご一緒の作家さん達、お店の皆様、どうもどうもありがとうございました!!

やっぱりプリンが食べたくなるのか、お客様のプリンオーダー率が半端なかった…!!


僕はご依頼あって搬出日に予定がギッチリだったので、一足早く、前日の終わり際に搬出してました。

ので、見られなかった!という方いらっしゃいましたら、すいません…!!

 

また、プリン作品はこの後、花巻市東和町にある「アートクラフト いちびっと」さんに巡回します。

気になってたけど行けなかった!という方は、そっちにもぜひぜひ足をお運び下さい。

何やら、新作プリングッズも販売されるらしい、よ。

(僕は不参加です。)
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・「第18回プリン展」(いちびっと巡回)

場所 「アートクラフト いちびっと」(花巻市東和町土沢8-115)
日時     2019年8月16日(金)〜9月17日(火)
   11:00〜18:00
   *水曜定休
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そして、8月11日まで盛久ギャラリーさんで開催されていた、「第4回 GTK 展」へ。

こちらには、仙台在住時からちょこちょこお世話になっている「ギャラリーJ」の尾崎さんが参加されてて、

ご丁寧にもDMを頂いたので行って来た。

 

内容はとにかく、盛り沢山!という感じ。

在学中からの手法を昇華させてる方、在学時とは違う分野で制作されてる方、手法も素材も色々で見応えがあった。

それに何より、還暦記念で集まってて、その年代でもそれぞれが制作を続けてて作品を発表している、という事の凄みと楽しさを存分に感じられる展示で、とても良かった。

2年に1回開催らしいので、気になる方はぜひ次の時に。

 

それと、ご連絡の通り、明日から夏休みに入ります。

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*お休み期間 2019.8.13(火)〜2019.9.2(月)
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企業さんからのご依頼がお盆休みで「停止」している間に、

文字通り「手が離せない」系の時間掛かる作業中心に、あれやこれやを遂行するので、連絡滞るかも。

 

という訳で、のんびり目にどうぞよろしゅう。

| 展示レポート | 10:28 | - | - | pookmark | 昨年の記事
青推しの展示へ。

土曜日までクラムボンさんで開催されていた、加村なつえさんの展示、「La Aoumisora」へ行って来た。

 

立体ではなく、海の写真が中心の小品展。

青を基調とした作品が、壁面にリズムよく配置されている。

海を眺めていると感じる、そこはかとない侘しさみたいなものもそこここに隠れていて、

ただ綺麗、というのでないのも面白い所。

海の様な、掠れた青の記憶の様な、曖昧ながら何処か懐かしさを想う、そんな作品が多かった。

 

おなじみのたまごちゃん達は控えめな印象だったけど、

この根っこがあってこそ、ああいう立体の世界が実みたいに宿っていくのかな、と思える節もあって、

別の側面を垣間見た様な、深さを思わせる展示だった。

個人的には立体作品のイメージが強い方なので、こういった平面のアプローチも見られて楽しかった。

 

次作も楽しみ。

| 展示レポート | 21:24 | - | - | pookmark | 昨年の記事
「鈴木研作「Recording Paper」」へ。

Cyg(シグ)さんで開催中の「鈴木研作「Recording Paper」」へ行って来た。

 

鈴木研作さんの作品は、個人的には、写真を主体にした作品だと思っている。

昔、花火を買うとおまけに付いてきた、掛けてみると全ての光がニコちゃんマークに見える安っぽいフィルムグラスの様な原理で、
現実の風景に、エッシャーの様にパターン化された絵が映り込み、それが非現実なんだか現実なんだか、えも言われぬ世界観を作り出している。

その光景は何処か懐かしくもあり、とても曖昧な境界に属する、記憶の断片の様な気さえする。
 

ご本人の談に、絵で表現すると思う通りにならず、写真で表現すると見た通りの美しさにはならないそのもどかしさ故に、こういう技法を取っているといった旨の話が書いてあって、その感覚には大いに納得した。

現実と空想の間の様な世界に、潜り込んでみたい方はぜひ。

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・「鈴木研作「Recording Paper」」

 

会場/Cyg art gallery(シグ アート ギャラリー)
日時/2019.6.22(土)〜7.21(日)

   11:00–19:00/水曜定休
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| 展示レポート | 07:52 | - | - | pookmark |
初夏の展示巡り。

またしばらくは陸の民なので、気になる展示へ。

 

まずは、彩画堂さんで6月1日まで開催していた、「ナナイロ展 vol.3」へ。

 

今回は4人の作家さんのグループ展。

4人が4人とも、何処となくダークな感じが漂う作品で、全体的にまとまった感じの展示になっていたと思う。

とはいえ、グロい感じでは無く、やや仄暗い感じ。

心惹かれる作品につられてか、会場はとても賑わっていた。

新作も多かったので、そこも見所だったと思う。
 

もちろん、ダークさよりも綺麗さが際立つ作品も。

という事で今回は、加村なつえさんの羽根しおりとポストカード、キムラアサギさんのポストカードを連れ帰って来た。

 

そして、この展示に参加されていた、marimariさんは今週末から個展があるそう。

こちらも興味あればぜひ。

 

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・marimari・euphoria展
日時/2019年6月8日(土)〜2019年6月30日(日)
   11:00〜16:00 (定休 火・水)
場所/カフェDOMA (岩手県盛岡市鉈屋町10-8)

   もりおか町家物語館内 9:00〜19:00 最終入館18:30

   ※カフェ営業時間外でも、もりおか町家物語館開館中は鑑賞可能。
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その後は、盛久ギャラリーさんで6月2日まで開催していた、「飯坂真紀作品展 五月に手紙の木は孵る」へ。

繊細で心惹かれる風景を描く、言わずと知れた画家さん。

その作品は丁寧で、些細とも思えるモチーフに、愛情の眼差しを持って応えている絵だ。

見逃してしまいそうな風景を一つ一つ切り取った絵は、何処か懐かしさがあり、

行った事がある場所も、そうでない場所も、何故か知っている気にさせる。

その中を旅してみて、自分まで同じ場所に行った気になる、不思議な感覚を覚える展示だった。

 

ここでは、ちょっぴり風刺的な、ヒョウの絵がとても愛らしいポストカードを入手。

この方が絵本を出したら、きっとユーモアに富んでいて暖かな本になりそうだなあ。

叶うなら、それも見てみたい。

| 展示レポート | 19:24 | - | - | pookmark | 昨年の記事
「めぐる文様」展へ。

チラシを見て気になっていた、6月16日まで開催中の、「めぐる文様」展へ行って来た。

結論から言うと、今年に入ってから見に行った展示の中で、一番よかった。

 

 

一瞬何だろう?と思うこの素材は、全部新聞紙。

一部色を付けたりしてるとこもあるけど、殆どは新聞紙そのものの印刷を色として見せている。

作り方も至ってシンプルで、新聞紙を3センチ幅位に切ったのをこよりこよりして、捻ったり集めたりまとめたりしてるだけ。という、本当にそれだけ。なのだ。

 

 

僕は芸術には、2種類あると思っていて、

超絶技巧が過ぎる余り、「どうやったらこんなに凄い作品が出来るのか分からない。」という衝撃を与えるタイプと、

卓越し過ぎて無駄が全て削ぎ落とされ、端から見るとごくごくシンプルに見えてしまい、「凄いけど、これなら頑張れば自分にもやれそう。」と思わせるタイプがある気がする。

 

この展示は明らかに後者のタイプで、凄い事をやってるのにその凄さを一番に感じさせず、

芸術というものの門戸が広い、というか、敷居を低くして、こっちへおいでよ。と手招きしているタイプの様に思えた。

まあ、僕が理想とするのがそっちサイドなので、贔屓目に見ていると言われればそれも否めないが。

 

 

会場の雰囲気は、空間を一杯一杯丁寧に使い込んだ造りで、何処となく奈良美智さんの立体展示の雰囲気に近い気がした。

展示を見に来ているのも、小さな子供さん連れのご家族が多く、動物園や水族館に来ているかの様な、賑やかで和やかな雰囲気だった。

特に、現代美術や彫刻に携わってる人にはぜひ見て欲しい展示。

 

後、場所は街中なんだけど、入口が分かりにくいのでちょっとお気を付けを。

盛岡でも、アイーナとかマリオスとかのホール貸し切って開催して欲しい。

 

ーーーーーーーーーーー

・「めぐる文様」新聞紙から生まれる命

日時/2019年5月3日(金)〜2019年6月16日(日)

   9:00〜18:00 (最終入場17:30)

場所/東奥日報新町ビル3階New’sホール (青森県青森市新町2丁目2−11)

問い合わせ/017-718-1135(平日9:00〜17:00)

*撮影OK

ーーーーーーーーーーー
 

ちなみに、このホールでの次回の展示は、「エヴァンゲリオン展」。

 

アートディレクターが奇才デザイナー・祖父江慎さんなので、言わずもがないい意味でやらかしてくれそうと言うか、度肝を抜かれる展示になってそう。

…というか、チラシが既に特殊印刷使いまくってて、その意味でもちょっとやばい。文字の使い方も凄くにくいし。

生原画とか設定資料など約300点が初公開だそうな。

前売り限定グッズとかもあるらしいので、気になる方はぜひ。

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| 展示レポート | 23:24 | - | - | pookmark |
「深澤口知美 絵画展 くろのけもの」へ。

「深澤口知美 絵画展 くろのけもの」を見に、カフェDOMAさんへ行って来た。

 

深澤口さんの作品展を訪れるのは、今回が2度目。

展示のタイトルにある通り、動物がモチーフの作品が多くて、動物好きには心惹かれる展示だ。
けもの、と謳ってはいるけど、オオサンショウウオなどのうごうごした感じの動物もいたりして、そういう所も合わせて、とても楽しい展示になっている。

 

合わせ技で他の画材も使ったりしてるんだけど、

日本画をやっている方らしく、日本画独特のくぐもった様な白の入り方と、黒の表情が綺麗な絵を描く方だと思う。

特に残酷で突き放す感じの無い、暖かくて多彩な黒の表現が美しい。
 

その対象が好きで描いてるんだろうな、と思う眼差しが画面に滲んでいるのがいい。

5月31日(金)までなので、気になる方はぜひ。

 

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・「深澤口知美 絵画展 くろのけもの」

場所 もりおか町家物語館 カフェDOMA(〒020-0827 岩手県盛岡市鉈屋町10-8)
日時     2019年5月2日(木)〜5月31日(金)
営業時間 9:00〜19:00 (5月28日休)

(※カフェDOMA営業は11:00〜16:00 火・水休)  

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| 展示レポート | 23:51 | - | - | pookmark |
前後の、2つの展示。

後日談になってしまうけれど、旧石井県令邸さんで開催されていた、2つの展示も見に行って来た。

 

まずは、5月12日まで開催されていた、「雪ノ浦 裕一 澤谷 由子 陶芸展」。

陶芸展とはいうものの、お二方の作品の性格は大分異なっている。

 

澤谷さんの作品は、緻密かつ重厚といった雰囲気。

磁器という質もあってか、軽やかな見た感じの繊細さとは異なり、持ってみると重さがあって、ずっとずっと、鉱石の様な印象を受けた。

そしてとにかく、細やかな文様、というか執拗とも思える描き込みの表現に圧倒される。

結構に大きいサイズの作品もあるんだけど、そのサイズでも密度の度合いが変わらないのが凄い。

とにかく近くに寄って見て、じわじわ味わいたい作品達だ。

 

一方、雪ノ浦さんの作品は、土そのものと対話している様なイメージだ。

まるで雨に濡れた初夏の地面を削ぎ取った様な器や、旧びた街並みを思わせるざらりとした質感の器を中心に、印象の異なる作品が並んでいる。

妖精の様なオブジェの作品は、心惹かれる佇まいで、それでいて無機質な、死の向こう側の気配を感じさせる様に思えた。

何処となく、廃墟の様な空気感があると思う。

個人的には、これ馬油とか入ってそうだなあ、と思った、リスの取っ手の小物入れが可愛かった。

 

そして、5月19日まで開催されていた、「第14回 二科岩手支部展」。

どれもこれもパワーを感じる大作揃いで、当たり前だけど、皆さんの作品のレベルがとても高い。

個性もあって、絵が持つ原始的な魅力が画面から溢れている様に感じられて、

久々に、すっごく「絵を見た」なあ、と思える展示だった。

見に行った方が「よかった」と漏らしていたのも頷ける、濃密な作品ばかりだ。

 

岩手支部の展示は終わったけれど、6月21日からせんだいメディアテークで 、「第5回 二科展東北支部連合展」が開催されるそう。

東北6県の選りすぐり作品として、今回の展示の作品も一部見られるそうなので、気になる方はぜひ。

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| 展示レポート | 22:22 | - | - | pookmark |
ほこほこな春の展示。

今日まで開催中の、盛久ギャラリーさんの2つの展示へ行って来た。

 

まずは1階ギャラリーの、「島見美由紀 陶芸展」へ。

 

島見さんの作品は、誠実で整ってる感じ、なんだけど、ふっと風の通る様な柔らかなフォルムもあって、凄く自然な感じがする器達だ。

やや抽象化された蝶のモチーフの器達や、色選びが艶やかな食器類を中心に、バラエティのある作品が飾られている。

色味があるのでちょっと派手かな、と最初は思うのだけれど、使ってみると生活の場にすっと馴染んでいく、潔さのある感じもたまらない。

 

今回はパステルカラーの優しい、まん丸の小皿を連れ帰って来た。

 

揚げ物を乗せよう。と思ってたけど、他もマグと合わせてソーサー代わりにだとか、ケーキを乗せても良さそう。

野菜炒めとか色味のある食べ物でもまとまってくれそうなので、使いやすい器だと思う。

日常に楽しさが加わるので、普段は大人しめの器好みの方にもおすすめ。
 

そして、お隣の応接サロンで開催中の、「さいとうゆきこ作品展 やまをいだく」へ。

 

新作を含め、自然の風景や登場人物が可愛らしい、童話の世界の一端の様な作品達。

前回は厚塗り、と言うか、ちょっとトーンを抑えた作品が多い様に感じたけれど、

今回は春らしく、うきうきする爽やかな色合いのものが多い様に感じた。

特に猫の絵がとても可愛い。

併せて展示されていた、妹さん作のさりげなくキラキラしたアクセサリーも花を添えていて、尚の事春っぽい感じになっていた。

ちなみにゆきこさんのグッズは、近くの「ひめくり」さんなどでも常設でゲット出来るので、気になる方はぜひ。

 

お二方とも、ふんわりした安心する雰囲気の方なので、相乗効果で暖かな雰囲気の展示になっていたと思う。

こっちもほこほこする展示だった。次回の作品展も、とても楽しみだ。

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| 展示レポート | 08:24 | - | - | pookmark |